猛击上面 免费关注翻唱大全
喜欢本篇文章,一定记得点赞哟!
っとお誘いすりゃアよかッたんですが、うっかりひとりでかたをつけたばっかりに、また大縮尻(おおしくじり)をやっちまいまして……」 「お前の縮尻は珍らしくはねえが、お前が縮尻をするたびに、藤波なんぞから手紙をぶッつけられるのは大きに迷惑だ。……これ見ろ、この手紙の終りに、白痴(こけ)と言わんばかりの文句が書いてある。……この手紙は、おれの名あてだから、白痴というのは、おれのことか知らんて。……して見ると、なかなかどうも、怪(け)しからん話だ」 と、とりとめない。 ひょろ松は、手でおさえて、 「そのお詫(わ)びは、いずれゆっくりいたしますが、実ア、藤波は、あっしのところへも手紙をよこしましたんで、読んで見ると、くやしいが、なるほど思いあたるところがある……」 「なんて言ってりゃア世話はねえ……